決算前チェック
- 売掛金の不良債権化のチェック
売掛金で回収が遅れている取引先がないか確認しましょう。
請求漏れがないか、貸倒損失や貸倒引当金が計上できる要件を満たしていないか確認、時効(5年)を確認し「時効の更新」の手続きなどが必要です。 - 不良在庫のチェック
不良在庫がある場合は決算日までに、「値引販売・廃棄処理」を行い、廃棄した場合は、廃棄した証拠となる書類を残しておきましょう。 - 固定資産のチェック
今期中に取得した固定資産が事業の用に供しているか、確認しましょう。未だ事業のために稼働していない場合は翌期移動稼働させた年度から減価償却を行います。
また、売却や除却等で無くなった資産を適正に処理しているか確認しましょう。
少額減価償却資産や一括償却資産、修繕費に資本的支出の項目が無いか確認しましょう。 - 翌期の支出の確認
翌期の出張やお歳暮等の費用を先に払っている場合は、前払費用等の科目で処理し、翌期の費用にします。
決算報告書チェック
決算報告書がやはりベースになります。しっかり仕訳等確認していきましょう。
貸借対照表
- 現金の確認
現金の推移を確認し期中で残高が-となっている所がないか確認しましょう - 預金の確認
通帳や残高証明書と確認し残高が一致しているか確認してください。
確認した通帳等については保存してください。 - 売掛金
取引先別に残高の推移を確認し、回収漏れがないか確認してください。 - 貸倒引当金
洗替処理できちんと計上されているか確認してください。 - 棚卸資産
期末に棚卸資産が計上されているか確認してください。
また棚卸計算書が作成されているか確認し保存してください。 - 減価償却費
毎期きちんと償却費が計上されているか確認してください。
また固定資産税一覧表と残高が一致しているか確認が必要です。 - 保険積立金
倒産防止共済を保険積立金として経理処理している場合、誤って保険料で仕訳を行っていないか、別表四、別表十(七)が作成されているか確認してください - 買掛金
取引先別に残高の推移を確認し、回収漏れがないか確認してください。 - 未払金
取引先別に残高の推移を確認し、回収漏れがないか確認してください。
損益計算書
- 売上総利益率
例年と比較し、差異を確認してください。
差異が大きい場合は、なぜ差異が生じたのか確認が必要です。
その他
- 勘定科目別消費税集計表の確認
勘定科目ごとに消費税の税率に分けて集計している個所が会計ソフトに備わっているかと思います。そちらを確認し消費税区分が間違っていないか確認しましょう。
申告書チェック
申告書を作成し、最終申告に間違いがないか確認していきます。
申告書のお知らせ
e-taxのメールボックスに申告書のお知らせが届いていると思うので、そちらと申告書を確認します。
- 中間申告分の法人税、消費税と申告書の数値が合っているか確認します。
- ダイレクト納付金融機関が載っているか確認します。
登録がない場合は手続きを行い登録しておきましょう。
減価償却内訳明細書
- 決算報告書と残高の一致を確認します。
- 決算報告書の注記表の有形固定資産の減価償却累計額と一致するか確認します。
中小企業の会計に関する基本要領チェックリスト
- チェックが合っている確認します。
- 前期とチェックが変わっているところがあれば内容を確認します。
地方税申告書
法人税申告書(別表)
- 別表四 損益計算書の最後と別表四の頭が一致しているか確認してください。
- 別表四 決算で計上した法人税等の金額が、損金経理をした納税充当金として計上されているか確認してください。
- 別表四 倒産防止共済を資産計上している場合、「倒産防止共済認定損」として減算処理されているか確認してください。
- 別表五(一) 貸借対照表の繰越利益剰余金の金額と、繰越損益金の金額が一致しているか確認してください。

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